入門コースで信仰を告白した子どもたちが継続して基礎コースで学びます。
このコースを通して、救われたということが
いかにスゴイことかを確認し、信仰の確信へ導きます。
また、ディボーションが定着するように助け、
アパルーム(=聖書勉強のグループ)につなげていくのがこのコースの目的です。
〈どのようにして基礎コースを始めるか〉
入門コースを担当した人が引き続き基礎コースを担当し、
入門コースと同様に、週1回、時間を決めてスタッフと一対一で学びます。
テキストは
『救われたってスゴイ!』(藤本光悦著・こどもミッション)を用います。
帰納的な学びという点では入門コースと同じですが、
基礎コースには子ども用のテキストがあります。
子どもたちが、次に学ぶところを予習してくるのです。
その上で、導き手であるスタッフとやり取りをしながら、
真理を発見させ、彼らの霊に御言葉が吸収されるよう助けるのです。
基礎コースは次の7課からなっていますが、
一回の学びで一課進む必要はありません。
子どもたちの理解力や霊的な状態に合わせて、進む分量を決めてかまいません。
課を進めることよりも、福音の中身を一つ一つ押さえていくこと、
また、救われたということがどれほど驚くべきことであり、
感謝なことであるかを味わい、感動して受け取れるよう導くのです。
また、時間をかけゆっくりと楽しみながら進めて欲しいです。
子どもたちの口から「救われるってスゴイことだね」と語られ、
それが口だけではなく表情や目の輝きとなって表れてくるなら、
子どもたちが生きた福音と出会っている証拠ということができるでしょう。
小さいうちに福音と出会えるほど素晴らしいことはありません。
テキストは小学4年生ぐらいからは十分使えると思いますし、
中身的には中学生でも高校生でも使える内容です。
〈基礎コーステキストの特徴〉
この基礎コースの特徴は、救われることの中身を学ぶだけではなく、
基本的なディボーションの習慣やお祈りの習慣も
身に付けることができるような内容になっていることです。
ですからディボーションノート『ディボたんディボるん』(低学年用)
『ディボ吉』(中学年用)『ディボラー』(高学年用)
『DEVOCCA(=ディボッカ)』(中高大生用)も
あわせて活用していただければと思います。
また、スタッフや教師が祈りのカードなどを工夫して作ってあげると、
子どもたちのディボーションと祈りの生活が定着、充実し、
彼らの信仰が養われていくでしょう。
テキストの質問は基本的に、
観察質問⇒意味質問⇒適用質問という流れで作られています。
御言葉を正しく観察し、その意味を理解すること、
そして御言葉を聞くだけではなく、
自分の生活と結びつけていくという方向性になっています。
聖書を学ぶということは、聖書の知識を蓄えるということではなく、
御言葉によって生活が導かれ、生活が変化していくということだからです。
〈基礎コースを導くための備え〉
入門コースと同様に、スタッフ会にてロールプレイを継続して行います。
基礎コーステキストは「生徒用」と「指導者用」が出版されています。
指導者用には、導く上で大切な視点や具体的な導き方と質問、
そして例話などもかなり細かく載せてあります。ぜひ参考にして下さい。
しかし、導く際、教える方法ややり取りの技術だけではなく、
スタッフ自身の信仰を子どもたちに注ぎつつ、
救われたことの素晴らしさと共有する姿勢が必要とされます。
ですから、備える段階で、教える側が救われていることの素晴らしさを感じ、
心動かされ、その喜びを子どもたちに伝えたい!となる時、技術や語彙力を超えて
学びにいのちが注がれていくのを感じることができるでしょう。
ですから、スタッフ会や教師会の中で、救いの恵みを分かちあい、
共有していただきたいです。
教師の中にある神への感謝や救いの感動は、目には見えなくとも、
子どもたちに注がれ、彼らの信仰を形作っていくのです。
また、子どもたちとの信頼関係を更に深めていきます。
信仰を持ったからこそぶつかる壁もあるでしょう。
学校や家での生活で起こってくる葛藤や諸問題について、
聖書をベースに共に考え、共に祈り、
神さまが導いてくださることを経験していきます。
また、信仰を持ったとしても、まだまだ生まれたばかりの幼子です。
クリスチャンになったのだからと多くを要求せず、
彼らの心に耳を傾け、これまでと同じように愛して仕え、
彼等が神さまとの関係で物事を考え、聖書の視点で考えられるよう傍で助けます。
また、何度も福音を確認し、福音が子どもたちの体質となるようにします。
未信者の家庭の子どもの場合は、
親との信頼関係を深めていくことが
その子どもたちの信仰を守るために必要となってきます。
訪問を重ね、クリスチャンや教会に対する偏見を取り除き、
子どもたちを教会に送り出してくれることを許可してくれる信頼は得たいものです。
親のためにも執り成し、神さまが家庭にも働いてくださることを求めます。
子どもたちが信仰を持ち、ディボーションや祈りの生活が定着していくなら、
子どもたちが御言葉によって変わっていく姿を通して、
家庭に証することができるようにもなるでしょう。
基礎コース終了後はアパルームに加わり、継続して聖書を学び続けます。
年代も霊的なレベルもできるだけ同じくらいグループに加われるよう考えます。
バプテスマはいつ授けるのかという質問をよく受けますが、
子どもの場合、信仰を持ったからすぐ授けるわけではありません。
アパルームに加わり、継続的に聖書勉強を続け、
信仰生活が確立してから授けるようにしています。









