ルート記号 √ を覚えていらっしゃいますか。
2乗すると(2回かけると) a になる数を、√a (ルートエー) と表わす、あれです。
つまり、√4 = 2 になります。 D'accord (ダコール) ?
〔オッケー〕
√ (ルート) って、外套(がいとう)か、隠れみのみたい・・・。
今日はこのルートと、数字界の héros (エロー)、 7 (セット) の、創作秘話です。
〔ヒーロー〕
「√7 ルートセットの物語」
むかしむかし、フランスのKàmîdâ (カミーダ)、という村に、
7 (セット)という garçon (ギャルソン) が、両親と住んでいました。
〔少年〕
7 は、かぜをひかないようにと、 mère (メール) からいつも√ を着せられていました。
〔お母さん〕
7 がルートを着ると、√7 = 2.64・・・になるので、
彼はいつも、「ルートセット」とか、「ドゥーポワン」、と呼ばれていました。
ある寒い日、 √7 (ルートセット) が école (エコール) へ歩いていると、
〔学校〕
道端で凍えているおじいさんがいました。
黙って通り過ぎようとした√7 に、Dieu (ディユー) の声が響きます。
〔神さま〕
「セット、ルートをあげなさい。」
√7 は一瞬躊躇(ちゅうちょ)し、ルートを握ります。
「セット、ルートをあげなさい。」
再び語られた声に彼は決心し、おじいさんに√ を渡し、学校まで走って行きました。
classe (クラース) についた√7 は、みんなの regard (ルガール)
〔教室〕 〔視線・まなざし〕
がいつもと違うことに気づました。
なんと、クラスのマドンナ、トワエンヌちゃんの大きな瞳にも ♡ マークが!
となりの席の 6 (スィス) がささやきます。
「おめ、今日は7 (セット)じゃねえが。スビラッコエ(ずるい)なや~。」
√7 は、ようやく自分が 7 になったこと、本当は7 であることに気づいたのです。
2.56・・・から 7 になり、もはや彼の知恵と力は倍以上!
この日を境に、もう √7 がルートを着ることはありませんでした。
ルートを着る代わりに、彼は毎朝こう祈ります。
Dieu le Père . Guide- moi , s'il vous plaît .
(ディユールペール ギドゥモア シルヴプレ)
〔父なる神さま。導いてください。〕
7 (セット)の、vie heureuse (ヴィ ウルーズ) は、ここから始まったのです。
〔ラッキーな人生〕
Fin (ファン)
〔お・し・ま・い〕 Yuriko

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