「ルートセットの物語」                      ~今日もなんだか数学気分~

| | コメント(0) | トラックバック(0)

ルート記号 √ を覚えていらっしゃいますか。

 

2乗すると(2回かけると) a になる数を、√a (ルートエー) と表わす、あれです。

 

つまり、√4 = 2 になります。 D'accord  (ダコール) ?

 

                    〔オッケー〕

 

√ (ルート) って、外套(がいとう)か、隠れみのみたい・・・。

 

今日はこのルートと、数字界の héros (エロー)、 7 (セット) の、創作秘話です。

                   

                   〔ヒーロー〕 

 

「√7 ルートセットの物語」

 

むかしむかし、フランスのKàmîdâ (カミーダ)、という村に、

 

7 (セット)という garçon (ギャルソン) が、両親と住んでいました。

 

          〔少年〕

 

7 は、かぜをひかないようにと、 mère (メール) からいつも√ を着せられていました。

 

                   〔お母さん〕

 

7 がルートを着ると、√7 = 2.64・・・になるので、

 

彼はいつも、「ルートセット」とか、「ドゥーポワン」、と呼ばれていました。

 

 

ある寒い日、 √7 (ルートセット) が école (エコール) へ歩いていると、

   

                      〔学校〕

 

道端で凍えているおじいさんがいました。

 

黙って通り過ぎようとした√7 に、Dieu (ディユー) の声が響きます。

 

                   〔神さま〕

 

「セット、ルートをあげなさい。」

 

√7 は一瞬躊躇(ちゅうちょ)し、ルートを握ります。

 

「セット、ルートをあげなさい。」

 

再び語られた声に彼は決心し、おじいさんに√ を渡し、学校まで走って行きました。

 

 

classe (クラース) についた√7 は、みんなの regard (ルガール)

 

〔教室〕                        〔視線・まなざし〕

 

がいつもと違うことに気づました。

 

なんと、クラスのマドンナ、トワエンヌちゃんの大きな瞳にも ♡ マークが!

 

となりの席の 6 (スィス) がささやきます。

 

「おめ、今日は7 (セット)じゃねえが。スビラッコエ(ずるい)なや~。」

 

 

√7 は、ようやく自分が 7 になったこと、本当は7 であることに気づいたのです。

 

2.56・・・から 7 になり、もはや彼の知恵と力は倍以上! 

 

 

この日を境に、もう √7 がルートを着ることはありませんでした。

 

ルートを着る代わりに、彼は毎朝こう祈ります。

 

 

Dieu  le  Père .  Guide- moi , s'il  vous  plaît .

(ディユールペール ギドゥモア  シルヴプレ)

 

〔父なる神さま。導いてください。〕

 

7 (セット)の、vie  heureuse (ヴィ ウルーズ) は、ここから始まったのです。

     

        〔ラッキーな人生〕

 

 

Fin (ファン)

 

〔お・し・ま・い〕                               Yuriko

 

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: 「ルートセットの物語」                      ~今日もなんだか数学気分~

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://slabri.com/shub/blog/mt-tb.cgi/12

コメントする

このブログ記事について

このページは、shubが2008年6月 6日 09:04に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「nombre(ノンブル)の関係式~今日は数学!~」です。

次のブログ記事は「examen vocabulaire (単語テスト)」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。