「ストーブ小人」のみならず、こどもの頃はよく小人のことを考えていました。
でも小人に夢で会えたのはたったの一度きり、13歳の夏のことでした。
ある日、眠っていた私の頭に、ベランダの隅にある小人の国が見えました。
ベランダの壁の隙間から、たくさんの小人が見えるのです。
彼らは口々にこう言っていました。
「あの子と友達になろうよ。」「あの子を連れてこようよ。」
突然の出来事に、私は、(小人の国行ったら、二度と戻れなくなるかも・・・)と恐怖を
感じてしまい、つい、「いや!」と言ってしまったのです。
同時に小人の姿は頭から消えてしまいました。
なぜ最初に、戻ってこられるのか聞かなかったのだろう。一度断ったから、もう小人は
私に会いに来てくれない。と、あの時はずいぶん気落ちしたものです。
長い間、この後悔は私の中に残っており、救われたときに解放されましたが・・・
時々は、また夢でも小人に会いたいな、と思ってしまうのですよ。切ない思い出です。
A la prochaine fois . (アラプロシェヌフォワ)
〔またお会いしましょう。〕
Yuriko

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