2008年10月アーカイブ

3月7日オーストラリアから始まった2008年のF1も、とうとうラスト一戦となってしまった。「あと一戦で今年も終わりか~」と思うと、ちょっとさびしさを覚える今日この頃である。この一戦を見てしまえば、今年も終わり。こうなれば、DVDで録画したのをしばらく見ないでおき、楽しみをどんどん先延ばしにするという手もある。しかしこれでは自虐ネタ、一人ツッコミである。アホらしいのでやめておくことにしよう。

 

開幕戦オーストラリアGPは、ハミルトンがポール・トゥ・ウィン(予選1位から優勝の意味)で完勝、一方マッサはエンジントラブルでリタイヤというレースだった。優勝したハミルトンは10点。リタイヤのマッサは0点。10対0の10点差で始まったのが、今年のF1のスタートだった。ここまで17戦が終わって、ハミルトン94点対マッサ87点の7点差。17戦も戦ってきて、3点しか縮まらなかったと考えてしまうと、マッサは落ち込んでしまうかもしれない。

ポイント差は7点。ハミルトンはマッサの結果にかかわらず、5位以内に入ればチャンピオンになれる。一方マッサは、ハミルトンの結果を気にしてもしょうがないので、とにかく優勝するしかない。ハミルトンの優位は動かない。しかし何が起こるかわからないのがF1だ。昨年も最後のレースで7点差を逆転してチャンピオンが誕生した。ちなみに逆転された側がハミルトンだった。

 

今回のレースはハミルトンにとっては完全にアウェイ。敵地でチャンピオンをもぎ取るか。それともマッサが母国で国家的祝福を味わうか。二つに一つ。

これが最後だ!11/2情熱のブラジルGP!!・・・つづく。

 

300kmの距離を走行して「15秒」の差。F1レースの結果としては、余裕の勝利であり、負けた側にしてみれば「大差」である。ここでちょっと生活的に考えてみよう。二人が別々に仙台を出発し、渋谷のハチ公前で待ち合わせしたとして、自分が着いてから15秒後に相手が来たら・・・「全然待ってないスよー」というでしょう。つまり、普通の生活感覚だと15秒はあまり大したことない、ということがいいたいのだ。この感覚、わかってもらえるだろうか?

 

2008年F1も残すところ2戦。ランキングトップのハミルトンと2位のマッサとのポイント差は5点。逆転チャンピオンを狙うマッサにとっては、何としてもハミルトンより前でレースを終え、少しでも点差を縮めたい大事な大事な昨日の中国GPであった。 

何としても前に行きたいマッサであったが、ハミルトンに先行され、しかも"じりっじりっ"と離されていく。全く歯が立たないならともかく、ほとんど差はないのに離されていく。自分も限界まで攻めているのに、それでもだんだん離されていく。このことを受け入れなければならないのは、とても厳しい現実である。

 

一周5.45kmのコースを56周(走行距離305km)走って15秒差。マッサからすれば、一周するごとに0.267秒ずつハミルトンが遠ざかっていくのである。この"じりっじりっ"は、実際のタイム差以上に、精神的に大きなダメージとなっていく。1000分の1秒を競うF1の世界では、日常生活では決して気に留めることができないわずかな時間に、とてつもないプレッシャーを感じるのである。マッサはコクピットで刻一刻、この恐怖と戦っていたことだろう。結果は優勝ハミルトン、2位マッサ。二人のポイント差は、5点差から7点差に広がったが、ハミルトンからすれば、点差以上に精神的に優位に立ったはずである。

 

ともあれ、チャンピオン争いを首の皮一枚で最終戦まで持ち込んだマッサ。さぁ、2008年F1のチャンピオンは"イギリスのサラブレッド"ハミルトンか、それとも"ブラジルの野生馬"マッサか。11/2はマッサの母国、ブラジルGPだ。・・・つづく。

静かなる上陸。今年もF1が日本にやってきた。色あざやかな世界最高峰最速のマシン「F1」が富士のふもとに集結した。そして、超高速F1サウンドが富士山をたたき起こす。今年のF1も残すところあと3戦。加速度が増してチャンピオン争いが盛り上がる・・・・・・はずであった。

 

ところが、チャンピオン争いがイマイチ盛り上がらない。あと3戦しかないのだから、もっと盛り上がっていいはずなのに・・・。盛り上がらない理由は、チャンピオン争いをしている当の本人たち、フェラーリのマッサとマクラーレンのハミルトンがどんくさいレースをしているからである。コースアウトしたり、接触してペナルティを受けたり、なんじゃこりゃ。本来なら、チャンピオン争いをしているドライバーは他車を寄せつけない領域でレースをしているはずである。しかしとてもチャンピオン争いをしていると思えない位置でレースをし、残念なリザルト(マッサ7位、ハミルトン12位)に終わってしまった。前回のシンガポールGPも、その前のイタイアGPもそうであった。新しいヒーローが誕生するのはいいが、あまりにもふがいないレースしている今日この頃の2人なのである。

 

それに引きかえ、さすが元チャンピオン、フェルナンド・アロンソ。シンガポールに続いての2連勝おめでとう。フェラーリとマクラーレンに比べ速さで劣るマシンで貫禄すら感じさせる走りであった。シーズン終盤にきての元チャンピオンの連勝の意味は、「2人とも、しっかりしろ!頼むから新チャンピオンになるにふさわしい走りをしてくれ。」ではなかろうか。私としては、ぜひ、アニマル浜口さんに「気合いだ、気合いだ、オイッ!、オイッ!!、オイッ!!!」と気合いを入れてほしいと思うのである。

次は10/19間髪入れずに中国GP。オリンピックの熱もすっかり冷めた中国(上海)でのレース。もしかすると、浜口さんの代わりにアロンソが3連勝でもって彼らに気合いを入れるのかも。・・・つづく。