2008年11月アーカイブ

もちろん、行きたい!

「わたしはフランスに行ってみたい。」「俺はスペインだな。」「いやいや、東南アジアもいいかもね~。」・・・しかし、現実には・・・「時間がない。お金がない。ムリムリ。遠すぎる。ガマンガマン。とにかく仕事仕事・・・」という人が多いのではないだろうか?私の場合はちょっと違う。なぜなら、行った気になることができるからである。

 

今年のF1グランプリ全戦を通して、私は計17カ国を回った(気になっている)。南半球オーストラリアから始まり、マレーシア、バーレーン、スペイン、トルコ、モナコ、カナダ、フランス、イギリス、ドイツ、ハンガリー、ベルギー、イタリア、シンガポール、日本(静岡県)、中国、そして最後、南半球に戻ってブラジル。 実際には行っていないのだが、その時、その土地で、思い出を作ることができた。

 

開幕戦のオーストラリアGP・・・待ちに待ったうれしさ。南半球の太陽光を感じながら、波乱のレースを見た。中東バーレーンでは、砂漠でらくだに乗りながら観戦。トルコGP・・・東洋の端イスタンブール。私はギックリ腰になってしまい大変な痛みを抱えての観戦だった。モナコGP・・・カジノでの勝負を楽しみながら、レースでは雨に翻弄され悔しい思い。ドイツGP・・・ライン川で川くだりをしながらソーセージを食べたあと、新人の2位を目撃。地中海バレンシアの陽気の中では、失望から希望への完全勝利。ベルギーGP・・・ドライバーに大きく立ちふさがる難コースと変わりやすい天候の前に、ちょっと不本意な結果。イタリアGPでの奇蹟の勝利。大都会シンガポールGP・・・F1初のナイトレースで待ちに待った勝利!そして最終戦ブラジルGP・・・サンバのリズムもどこへやら、やっぱりF1はすばらしい!大感激の締めくくりであった。

今年もあの国その国でいろいろあったなぁ。

 

旅行好きの女性諸君、海外に行きたい方々、ぜひF1を見て、海外旅行に行った気分を味わってほしい。ついでにその国の言葉も覚えると、なおその気になれるのではないかと思う。・・・つづく。

ゴマシオではない!

少し前に、ペアを解消するとの発表があり、ファンや関係者に大きな波紋を及ぼしたバドミントンの小椋久美子と潮田玲子の二人。引退するわけではないのだが、う~~ん、残念! で、昨日の試合が、ペアでの最後の試合だった。オールジャパンと呼ばれるこの全日本総合バドミントン選手権大会の決勝戦の相手は、北京オリンピックで世界ランキング1位の相手を破り、日本を大いに沸かせたスエマエ(末綱聡子、前田美順)。締めくくりにふさわしい対決である。

 

試合前、オグシオは「1分でも1秒でも長く試合をしたい」と言っていたが、ファンとしても同じように「1分でも1秒でも長く試合を見ていたい」と思ったことだろう。オグシオが勝ってこの大会5連覇を決めるか、それとも過去2回決勝戦で敗れているスエマエが勝って初優勝を決めるか。私も注目した。

結果は、オグシオが5連覇を達成し、有終の美を飾った。すばらしい試合だった。試合中、緊迫する勝負の流れが、1ポイントごとに、オグシオ側に行ったり、スエマエ側に行ったりしているような気がした。最後のポイントでのラリーはすさまじく、なんと51回もシャトルがネットを行き来した。真剣勝負でのこれは相当――な集中力だったことがわかる。そして、オグシオの集中力がほんの少しだけスエマエを上回り勝利したのではないかと思う。それにしてもすごかった。

 

オグシオ.JPG

 

小椋の持ち味は、後衛から繰り出される破壊力のあるスマッシュである。バドミントンのスマッシュの初速は、すべての球技の中で初速が最も速いことでギネスブックに認定されているとのこと。なんと、最速で時速350kmにも達するようだ。その速さ、そう、まるでF1ではないか!そして打球が相手コートに届くまでにシャトルの羽が空気抵抗を受けて急激に速度が低下するため、初速と終速の差が著しいのも他の球技にはない特徴だそうだ。

F1も、あの強力なカーボンブレーキでもって、時速350kmからわずか4秒ほどで時速70km以下に減速する。F1とバドミントン、全く接触点がないようで、あるではないか。

何が言いたいのかというと、バドミントンでのペア解消だということだが、ぜひ、F1中継でペアを組み、モナコGPあたりにゲストとして登場してほしいということなのである。・・・つづく。

普段からいろんな人と話しをしていると、誰でも年はとりたくないものなのだなぁ、と思う。そういう私もそうである。

最近、月日が経つのがあまりに早く感じてしまう。1週間は「あっ」と言う間。実際は、「あっ」と言う間もなく、過ぎ去る。あまりに時が早く過ぎ去るので、1週間前のことは、3週間くらい前に感じることもある。1ヶ月前のことはもはや半年前のこと。ものすごいスピードで年をとっている気がする。そして、3日前の晩ご飯のおかずをなかなか思い出せない。これは、、やばい・・・。

 

1週間前、大激戦のうちに2008年F1シーズンが終わったわけだが、もう随分の前のようにも感じる。これからしばらくはレースがないので、このブログも退屈になりそうだ。でも退屈にならないように、さまざまな話題をもって来シーズンが来るのを楽しみに待ちたい。

 

それにしてもやっぱり、これからシーズンオフとなるF1関係者には悪いが、早くシーズンが来てほしい。こうなったら年はとってもいいので、2009年よ、スピードを速くして、早送りで、3倍速で、来てほしい! 2009年3月29日オーストラリアGP! ああ、まだまだ遠い。・・・つづく。

2008年F1の最終戦であるブラジルGPが終わった。とにかく感動した。すごい!すごすぎる!!やっぱりF1はすばらしい!!!こんなにすごいレースを見れたことを神様に感謝したい。そして、最後の最後までチャンピオンシップを争った二人のドライバーとチームに拍手をおくりたい。

 

大きな重圧がのしかかる母国ブラジルでのレースで、マッサは完全な勝利を収めた。ポール・トゥ・ウィン、これ以上の結果はない。それでもチャンピオンになれなかった。ハミルトンの方は、5位以内に入ればチャンピオンになれる。彼の実力とマシンのポテンシャルからすれば、5位どころか表彰台、いや優勝もむずかしいことではない。しかしこの日は5位がとてつもなく遠く、実際5位に入るのがやっとだった。完全優勝してチャンピオンになれなかったマッサと、なんとか5位に入ってチャンピオンになったハミルトン。二人のポイントはハミルトン98点、マッサ97点。わずか1点差であった。昨年1点差で泣いたハミルトンは今年1点差で笑った。1点の重みを誰よりも知る最年少王者の誕生だ。

今シーズン全18戦。全レース距離合計5490km。決着したのは、ラストラップの最終コーナー。5489kmの地点である。そこでハミルトンはやっとのことで6位から5位に

上がった。それにしても、F1のチャンピオンへの道のりは、とてつもなく遠いものである。

 

最終戦ハミルトン.JPG

 

激闘のすえ、ハミルトンが獲得したこの2008年のF1チャンピオンに大きな価値を与えたのは、間違いなくマッサであった。最後の決戦で完全優勝し、ハミルトンを上回る今シーズン6勝目を上げ、ハミルトンにチャンピオンになるための大きな壁となった。またチャンピオンは逃したものの、マッサは家族やチーム、応援してくれたブラジルのファンへ愛情を示し、尊敬に値するスポーツマンシップをF1ファンに示した。表彰台に上った彼は、真っ先に「みんなの声援は自分の心に響いていた」というジェスチャーをした。ブラジル中が大感激状態であったと思う。私も本当に感激した。

 

最終戦マッサ.JPG

F1というスポーツの誇りと、魅力と、この一年間のすべてが注ぎこまれたレースだった。F1ファンの一人としては、こんなに最後の最後まで手に汗握るレースを見ながらF1シーズンを過ごせたことは本当に幸せであったと思う。最後にもう一度、心からの感謝をもって、神様とF1に携わっているすべての人に「ありがとう」と言おう。・・・つづく。