1997年、世界初の量産ハイブリッドカー『プリウス』が登場した。燃費は28km/ℓという驚異的な数値であった。
そのプリウス、2009年6月の新車販売台数ランキングで軽自動車を含めた総合で、スズキ・ワゴンR(16,185台)を上回る22,292台を販売し、発売開始以来初めて首位を獲得したそうだ。
ところで、そのプリウスに代表されるハイブリッドカーに最近ある問題点が指摘されている。それは「静かすぎて危険」ということである。視覚障害者や子ども、高齢者は車が近づいてきたことに気づかず、事故にあってしまう可能性があるというのである。
メーカー側では、例えばチャイムやブザー、モーターの音などの付加音プラスし、安全性を向上させることを研究しているようだ。また、国土交通省でも『ハイブリッド車等の静音性に関する対策検討委員会』が立ち上がっている。
確かに私も、気がついたら後ろからプリウスが来ていた、という経験がある。砂利の駐車場で、砂利の音がするので何かと思ったら車(プリウス)だったという具合だ。私としたことが、車ごときに背後をとられてしまった。それにしても、さながら忍者である。
私もそのとき思った。これは何とかせねば・・・。
・・・で、一つ提案が。自動車メーカーには自発的に、国土交通省には法整備というカタチでお願いしたい。ぜひとも、付加音をF1の音にしていただきたい。希望としては1990年代初頭の音で、フェラーリV12エンジン、ホンダV12、ルノーV10、フォードV8など、ユーザー側に選べるようにしていただければありがたい。
これは、最高に刺激のある安全対策だと思う。一応、夜バージョンとして60デシベル(普通の声程度)に自動的に切替わるようにしておけば、夜の騒音対策も兼ねられるのではないか。
これが実現すれば、町中いたるところで、F1サウンドが聞ける。なんという刺激的な日常か。しかし昼であっても、明らかに他の人には騒音すぎるだろう。だとしたら、睡眠中の夢で実現するしかない。・・・つづく。