ちょっと忙しかったのと、パソコンが壊れてしまったのとで、しばらくブログを休んでいた。で、今年最後のブログはちょっと長くなる。
ところで、2009年の世相を漢字一字で表すと「新」だそうだ。
新政権(民主党)の新、スポーツ新記録(イチロー、ボルトなど)の新、新型インフルエンザの新、新制度(裁判員、エコカー減税など)の新などが選定の要因となった。
「さまざまな『新しいこと』に、期待し、恐怖を感じ、希望を抱いた一年。世の中が新たな一歩を踏み出した今、新しい時代に期待したい。」というのが、「新」を選んだ理由だそうだ。
60年目を迎えたF1世界選手権。2009年は2強のフェラーリとマクラーレンが沈み、下克上の年となった。今年の締めくくりに、私も2009年F1を漢字一字で表してみようと思う。これだ!
「機」
思わぬドライバーが機会を得て、その機会を強烈なインパクトを持って生かしたシーズンだったと思う。
<理由1>昨年はなんと最下位だったジェンソン・バトン。参戦10年目にしてチャンピオンの機会が巡ってきた。序盤の7戦中6勝のかため打ちで、乱戦のシーズンをそのまま逃げ切った。
<理由2>これまた下位チームのフォースインディアにも活躍の機会があった。なんと第13戦ベルギーGPではポールポジション(予選1位)から決勝2位表彰台。第14戦イタリアGPでも、予選2位から決勝4位。びっくり仰天とはこのこと。
<理由3>そのフォースインディアでの大活躍が認められたジャンカルロ・フィジェケラは、シーズン途中でなんとフェラーリへ移籍。イタリア人として子どもの頃からの夢であったであろうあこがれのフェラーリでのドライブ。苦節14年目にすばらしい機会が与えられた。
<理由4>わずかな機会を逃さない元ワールドチャンピオンフェルナンド・アロンソ。ポテンシャルの低いマシンでありながら、第10戦ハンガリーGPでポールポジション。第14戦シンガポールGPで3位表彰台。さすがである。
<理由5>なんと言っても、小林可夢偉。トヨタのテストドライバーだった彼に、レギュラードライバーの負傷によって、ラスト2戦出場の機会が巡ってきた。そしてこの2戦のパフォーマンスがすばらしかった。とても勝負強く刺激的なドライビングを見せつけ、最終戦アブダビGPで6位入賞という結果まで残した。トヨタF1撤退によって2010年のシートを失い、実家の寿司屋で修業することも考えていたらしいが、その活躍によって来シーズンザウバーのシートを獲得した。
このように、与えられた機会を最大限に生かしたパフォーマンスがとても強烈で印象的な2009年だった。
来たる2010年。トヨタ、BMWは去っていくが、新規参戦チームがある。そしてシューマッハーの復帰とあの伝説のドライバー「セナ」の名がF1に帰ってくる。
毎年言ってしまうが、来シーズンが待ちきれない!!・・・つづく。