やってくれました、小林可夢偉、7位入賞!
日本中が、いや世界中が可夢偉のオーバーテイクに興奮させられた。
鈴鹿サーキットのペアピンコーナーで、あのように前車を何台もごぼう抜きしていったドライバーは記憶にない。各国のジャーナリストもその走りを絶賛していたとのこと。
単なる勢いではなく、タイヤマネージメントを含め、刻一刻と変化するマシンとコースを予測し、最大の集中力でもってレース全体をコントロールした結果である。
ヘアピンで勝負するために、その前のS字、逆バンク、デグナーカーブまでを非常にリズミカルで鋭い走りをしていた。
「鈴鹿を制するには、S字をいかに攻められるかだ」と言う専門家もいるが、まさに可夢偉はそれを見事に達成していた。
↑写真は、300戦練磨のバリチェロを抜き去る可夢偉。
イン側の縁石ギリギリの勝負!
7位というのは、チャンピオン争いをしている5人のドライバーがリタイヤしていないことを考えると、しかも可夢偉のドライブするマシンのポテンシャルを考えると、今望みうる最高の結果ではないかと思う。ちなみに6位は、過去最多勝の偉大なチャンピオン、ミハエル・シューマッハー。
とにかく、チャンピオン争いをしている上位が膠着状態のレースとなった
日本GPが、可夢偉のおかげで大いに盛り上がった。
可夢偉には近い将来、ぜひトップチームに移籍してほしいものだ。
残り3戦。次戦は初開催の韓国GP。チャンピオン争いもいよいよクライマックス。ますますヒートアップ2010年F1!・・・つづく。